【導入事例.006】損益管理・月末集計業務などの運送業のネックとなっていた問題を一撃解決!その超便利ツールとは?

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株式会社ティーエヌ運輸倉庫さんは、トラッカーズマネージャー導入前は、損益計算など数値の管理に課題を抱えていました。導入後に大幅な業務負担軽減に成功。週次での機能アップデートにより、さらに便利になっていくトラッカーズマネージャーの利用者の声をご紹介します。

【お話を伺った方】
株式会社ティーエヌ運輸倉庫 田中諭史 様
車両台数:38台(2022年5月時点)

【目的】
・車両情報の一元管理 / 共有をラクにしたい
・車両毎のコストのみえる化をしたい
・配車~請求書発行までの運行管理業務を楽にしたい

【課題】
・車両の最新の情報が属人化しており、情報が共有されていない
・これまで経理がグロスでの損益を集計(車両毎は見れていない)
・請求書発行業務がエクセルでの管理をしており、月末月初の業務が大変

【今後の活用予定】
可視化したデータをもとにコストの削減などを進めていく

トラッカーズマネージャーで
業務削減・効率化を始めませんか?

 

現場感覚は持っていても、数値の把握が難しかった

—— 本日はよろしくおねがいします。まずは御社の事業内容や、会社での取り組みをお教えください。

田中:主に自動車部品の輸送をメインでやっており、それ以外には雑貨や海上コンテナなども扱っています。

 

—— トラッカーズマネージャーのサービス導入を決めたきっかけと、その背景にあったことなどを教えてください。

田中:去年の5月から弊社が分社化することになったのですが、それにあたって損益管理をしっかり把握したいと考え、トラッカーズマネージャー様にご連絡させていただきました。

 

—— 元々、損益管理が難しいという課題があったのですか?

田中:会社全体の売り上げは出していましたが、トラック1台あたりの損益や、どこに無駄があるのかを把握するのが難しかったです。

また車両の原価にかかわる、車両ごとの点検・車検・修繕の履歴と費用が整備部門側での属人管理となっており、データとして管理・活用できておりませんでした。

 

—— 導入される前は、どういう風に管理をされていたのですか?

田中:車両管理のほうは、整備部門が共通フォーマットの紙をベースに修理履歴などをまとめていました。修繕関連の請求書などは経理部門が管理しておりました。

損益管理に関しては、毎回経理部門がグロスでの損益を集計してくれていたのですが、車両ごとなどは集計できておらず、全体像でしか見えていませんでした。営業所ごとの売り上げはわかっていても、売り上げが落ちた原因などが、正確に判明できない状態でした。

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車両1台毎の損益を、簡単に計算できるように

—— トラッカーズマネージャーを導入されて、どのような変化がありましたか?

田中:車1台ごとの売り上げと、その車にかかった修理代や車検代などを総合して、損益が出せるようになりました。それに伴って、1台あたりの売り上げのムラや、売り上げが出しにくい原因も見えるようになりました。

また今までは、同じ車をずっと使っていて、壊れたら修理に出すことを繰り返していました。その費用がどれほどかかっていたかを把握できるようになったので「だったら新車を導入しよう」といった判断もできるようになりました。

 

—— 数字が見えることで、判断基準が生まれたわけですね。

田中:そうです。

 

—— 他社のサービスもいろいろある中で、トラッカーズマネージャーに決めた理由や、知ったきっかけを教えてください。

田中:分社化する前に株式会社天水の本社から紹介してもらって、導入しようという話になりました。また実際に使ってみて、最も恩恵を受けたのは、配送表に記入する手間が大幅に省けたことです。

うちは日別に配車表を作っているのですが、今まではExcelなどに直接手打ちで、1から入力していました。しかし、繰り返し登録やマスター設定といった機能を使えば、あとは日付を入れるだけで完了です。

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万全のカスタマーサポート体制で大満足

—— 他社様からはよく「月末の請求関連の集計作業が大変だ」というお話を伺っております。そのあたりは、トラッカーズマネージャーを導入したことで緩和できましたか?

田中:そうですね。今までは月末を過ぎてからも、後追いで一つ一つ集計していました。でもトラッカーズマネージャーに毎日きちんと入力さえしていれば、月末で簡単に集計が終わるので、とても楽になりました。

 

—— トラッカーズマネージャーを導入して、どのくらい楽になりましたか? 言葉にしづらいとは思いますが、肌感覚で良いのでお教えいただければありがたいです。

田中:請求業務は事務員がやっているのですが、いつも残業していたところが残業せずに終わらせることができるようになっています。

 

—— 導入したいけど、うまく使いこなせるか不安な会社さんもあると思います。実際に使ってみて難しいと感じた部分や、逆にすぐに使いこなせるようになったなどのエピソードなどがあれば教えてください。

田中:最初はどう使えばいいのかわからず不安でしたが、実際に触ってみると非常に使いやすかったです。フローを作って全員が触れるようにしてみたところ、みんなもすぐ理解してくれて、今は全員が使える状態になっています。

 

—— CSが定期的にフォローをさせていただいている中で、わかりづらいことや足りないと感じた部分はありますか?

田中:今のところ、特に問題はありません。よく質問をさせていただいておりますが、すぐに対応いただき、いつも丁寧に教えてくださっております。

 

—— ありがとうございます。CSに伝えたら喜ぶと思います。

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物流業界に訪れる「2024年問題」への対処法は?

—— 今後のこの業界では、制度の変更によって、2024年問題という大きな課題に直面します。それに向けて、御社の中でどのような対策や準備をしていますか?

田中:2024年問題に関しては、一昨年あたりから対策に向けて動いていました。弊社は2~3割くらいが長距離輸送をやってまして、大手自動車メーカー様関連の仕事が多いのですが、2024年問題においては勤務時間が足りなくなるので、新たに大阪営業所を開設することにしました。そこを中継地点にした上で、さらに運行ルートの見直しもしています。

 

—— ちなみにトラッカーズマネージャー導入前までは、配車や労務管理をどのようにされていたのでしょうか?

田中:日報をもとに、1日どのくらい動いているかをトラック単位で集計していました。その集計結果を参考にしながら、配車計画を作成します。全従業員分を把握しながらやっていたので、かなり時間がかかっていましたね。

 

—— 集計して、その上でどう配分するかを考えるとなると結構大変ですよね。そういった部分も対応できるよう、細かい部分の調整をしている最中ですので、どんどん使って頂きご意見頂戴できれば幸いです。ちなみに配車表の使い勝手はいかがですか?

田中:一画面内で半日分の情報しか見えず、紙ベースで出てこないため、全体をパッと把握できないのは気になっていました。

 

—— そういったご要望をいろいろといただけますと、機能アップデートに参考になりますので、大変ありがたいです。最後にトラッカーズマネージャーのサービスに対して、これから期待することや、連携していきたいことはありますか?

田中:まさに昨日も使って実感したのですが、売り上げや経費といった数値が見える化されてるようになりました。それ以上に望むことは、今のところ私の中では出てきておりません。今後については、2024年問題の労務管理といった部分を解決していければと思っています。

 

—— 本日はありがとうございました。

田中:ありがとうございました。

 

(聞き手:Shovellインタビュアー “さしみ”)