2019年 7月 の投稿一覧

アルミバントラックとは?必要な免許や運転する上での注意点を徹底解説 | トラッカーズマガジン

アルミバントラックって、どんなトラック?

 「街中でよく見かけるトラックは?」と聞かれたら、多くの人が、車体の後部にコンテナ型の荷台を備えたトラックをイメージするのではないでしょうか?それこそが今回ご紹介するアルミバントラックです。

 アルミバントラックは、荷台にアルミ製の箱を装備した車両です。箱型の部屋のような構造をもつアルミバントラックの荷台には、車体重量をできるだけ軽くし、より多くの荷物を運べるよう、軽量のアルミ素材が採用されています。また、アルミの強度不足を補うため、多くのアルミバントラックの荷台側面の板には、波型(アルミコルゲート)の加工が施されています。

 雨や直射日光、粉塵などから荷物を守れることに加え、走行中の落下防止、梱包の簡素化など、様々なメリットから運搬業や宅配業、引越業などの幅広い分野で使用されています。

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車の運搬ができるセルフローダーとは? | トラッカーズマガジン

セルフローダーとは

セルフローダーは、運転席後部のジャッキと呼ばれる車体を傾ける機構を装備し、ボディ(荷台)部分に車両や建設用重機などを積み、輸送できるようにした車両運搬車です。
セルフローダーという名称は、建設機械メーカーである株式会社タダノの車両名が一般名詞として定着したもので、別名キャリアカーとも呼ばれます。

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様々な積荷を牽引するトレーラーヘッド(トラクタ)とは? | トラッカーズマガジン

トレーラーヘッド(トラクタ)とは

トレーラーヘッド(トラクタ)とは、ボディ(荷台)部分がついておらず、外付けのトレーラー(荷台)と連結を行い、積荷の運搬を行うための牽引車です。トレーラーヘッド(トラクタ)でトレーラー(荷台)を牽引して運転するには大型免許と牽引免許を取得が必要です。
トレーラーヘッド(トラクタ)は、他の形状のトラックのように荷台の形状に左右されず、連結するトレーラー(荷台)を切り替えるだけでどんな積荷の運搬も可能です。トレーラーヘッド(トラクタ)は、建築資材・土砂・機械・海上コンテナ(海コン)・化学薬品・食品など多様なものの長距離運送に利用されています。

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大型・中型・小型トラックのサイズ・用途の違いをプロが解説 | トラッカーズマガジン

大型・中型・小型とトラックはサイズによって分類されています。トラック業界では、国土交通省が定める道路運送車両法の保安基準での区分と、トラックメーカーが定めた区分の2つの分類が使われています。

大型・中型・小型トラックのサイズの違い、運転できる免許やサイズごとの具体的な用途例も踏まえ、分かりやすくお伝えします。

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平ボディとはなんのこと? 業界初心者向けに基本を解説 | トラッカーズマガジン

平ボディとは

平ボディとはトラックのボディ(荷台)部分が平らになっている形状のトラックのことです。平ボディとして最もイメージしやすいのが、農作業などに用いられる軽トラックです。平ボディトラックはシンプルな形状から、どんな荷物の輸送も工夫次第で可能になる汎用性の高さが特徴のトラックです。

平ボディの構造

平ボディトラックは、ボディ(荷台)をアオリと呼ばれている荷物の落下防止柵で囲んだ構造になっています。平ボディトラックは左右と後方すべてのアオリを開くことができるため、積み荷の積み下ろしがしやすいです。
平ボディトラックの規格は、2t・4t・10tがあります。平ボディトラックは、規格が変わっても基本的な構造が同じため、平ボディトラックの使いやすさは地上からボディ(荷台)まで高さによって変わります。

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アルミウイングとは 業界初心者向けに基本を解説 | トラッカーズマガジン

アルミウイングとは

アルミウイングとは、トラックのボディ(荷台)部分をアルミパネルで囲い、ウイングと呼ばれる側面のアルミパネルが左右に跳ね上がる機構を装備したトラックです。荷台が箱型になっており、後部も開閉できる作りとなっているため別名箱車とも呼ばれています。
アルミウイングは、ボディ(荷台)部分がアルミパネルで囲われているため運搬する積荷を雨やほこり、直射日光から積み荷を守り運送することが可能です。
さらにボディ(荷台)部分は防塵性に加え、側面のアルミパネルを開閉できることが最大の特徴で、フォークリフトを使った効率的な積荷の積み下ろしができます。このような特徴から運搬業、宅配便の集配送業、引越専門業などで多く利用されています。

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プロが教える状態の良い中古トラックの買い方とは? | トラッカーズマガジン

長く使える状態の良い中古トラックを購入する際に最も重視すべきポイントは、エンジンの状態が良いトラックを選ぶことです。
なぜエンジンの状態が良い中古トラックは長く使えるかというと、一般的にトラックの廃棄が検討されるタイミングは、エンジンの状態が悪く、動かすために部品交換が必要になり、メンテナンスのコストがかかる際に行われるからです。つまり、トラックの寿命はエンジンの状態により決まります。

この記事では、中古トラック購入から納車までの一般的な流れとエンジンの状態が良い中古トラック選びのポイントや中古トラック購入時に抑えておくべき減価償却期間について具体的に説明します。

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