【導入事例.015】システムの導入で車両管理の工数を大幅削減!データを活用した取り組みが可能に!

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2023年8月より、トラッカーズマネージャーの監査対応プランをご利用いただいている銚子通運株式会社。(以下銚子通運)
ご利用を開始してから社内でどのような変化があったのか、営業課長の大里様にお話を伺いました。

【お話を伺った方】
銚子通運株式会社
営業課長 大里様
車両台数:105台
ご利用プラン:監査対応プラン

【目的】
・紙ベースでの管理から脱却するため
・営業所⇔本社間でのデータのばらつきを解消するため
・将来的な担当者変更などによる引継ぎ業務の負荷を減らすため

【導入効果】
・誰でもどこでも見たいデータにアクセスできるようになったため、作業工数を大幅に削減することができた
・工数が削減できたことで、データを活用した取り組みにも踏み込むことができるようになった。

トラッカーズマネージャーで
業務削減・効率化を始めませんか?

 

営業所間で点在しているデータをクラウド上で一元管理したい


ー本日はよろしくお願いします。まずは御社の設立の経緯や事業内容について教えて下さい。

大里様:当社は1897年に創業され、地元銚子に敷かれたばかりの鉄道を使い地場の産物を輸送しておりました。現在は銚子地域を中心に農業や店舗関係の輸送など、関東圏内の地場配送やツーマン運行の長距離輸送などを主に行っています。

ーツーマン運行は2024年問題の背景から、そのような体制にされているのでしょうか?

大里様:そうです。ツーマン体制でその分人件費もかかるので荷主に対して値上げ要請を行ったら一度は案件がなくなってしまったのですが、ツーマンでも良いので配送を引き受けてほしいと依頼が戻るようになりました。労働時間の観点から長距離輸送可能な案件が減っていたり、中継輸送だとむしろ割高になったりしているのでしょうね。

ートラッカーズマネージャーをご導入頂いてから1年程経過致しましたが、ご活用状況などはいかがでしょうか。ぜひ詳しくお伺いできればと思います。導入以前は、どのように車両の管理を行っていましたか?

大里様:基本的には紙メインでの管理をしていました。トラッカーズマネージャーに車両情報を移行したかったのでExcelも少し使っていましたね。

ー紙やExcelで車両の管理を行っていく中で、何か問題点などございましたか?

大里様:他の運送会社様もおっしゃっていると思うのですが、営業所や本社でデータのばらつきが起きてしまっていたんですよね。営業所にしかない情報や本社にしかない情報があり、データを照合させて確認したりなど、とにかく工数がかかっていました。

ー紙の管理だとデータが散在してしまって、すぐに見たい情報が見られないという声はよくお聞きします。工数がかかっていたのであれば、現場の方からも改善を要望する意見も出てきているかと思うのですが、実際いかがでしたでしょうか。

大里様:現場の従業員は紙の管理に慣れていたこともあって、問題意識はあまりなかったと思います。私はもともと別の大手物流会社で働いており、昨年(2023年)4月から銚子通運に入社して、最初の数か月間は現場の営業所などを回ってみたのですが、その際にかなり多くの車両情報を紙で管理しており、このままの管理方法だと将来的に担当者が世代交代したときなどに引継ぎの負荷がかかってしまうので、デジタル化・一元化することに決めました。

ートラッカーズマネージャーを知ったきっかけを教えて下さい。

大里様:車両管理システムを比較するサイトで知りました。他にも2〜3社検討しているシステムがあったのですが、一番使い勝手が良さそうだなと思ったのがトラッカーズマネージャーだったので導入を決めました。

ー様々なシステムを比較検討された上で弊社のシステムをお選びいただき、ありがとうございます!具体的にどのような点に惹かれてお選び頂いたのでしょうか?

大里様:まずはシステムの画面が非常に分かりやすいので、システムに苦手意識を持っている社員でも使いやすいんじゃないかなと思いました。また、パッケージが大きすぎないところも魅力の1つでしたね。他社のシステムですと、色々な機能が1つのシステムにまるっと詰め込まれすぎているところがあって、あまりデジタル化が浸透していなかった当時の社内では逆に使いづらいだろうなという所感でした。まずは車両管理だけ、ピンポイントで使ってみようと考えていたので、運行管理や請求書発行とは別でも使えるトラッカーズマネージャーは非常に魅力がありました。

ーまさに大里様がおっしゃた通り、弊社のシステムは機能ごとにプランが分かれているので、ニーズに合わせて使い分けが可能です。車両台帳やドライバー台帳などの管理ができる「監査対応プラン」、請求書発行や運転日報登録ができる「運行管理プラン」の2プランで、今回の御社の希望としては台帳管理が主でしたので、「監査対応プラン」がぴったりでしたね。

大里様:あとは、成長し続ける未完成のシステムであるという点も評価していました。弊社の要望に沿ったシステム開発を行ってくれているので、伴走している感覚があり非常に安心できますね。

トラッカーズマネージャーで
業務削減・効率化を始めませんか?

 

データ入力代行など、導入直後から安心できるフォロー体制


ー2023年の8月からおよそ1年ほどトラッカーズマネージャーをご利用頂いておりますが、サポート体制はいかがでしょうか。

大里様:本当に手厚くフォロー頂いていると思っております。システム導入時点で約100台の車両があってデータ入力だけでもかなり工数がかかるのですが、Azoopさんだけは入力も代行可能ということで、初期から安心して導入を進めることができました。また、些細な疑問点も詳細に教えてくれるので本当にありがたいですね。

管理工数が減らせたことで、車両データの分析に時間を割けるように


ー現在はトラッカーズマネージャーをどのようにご活用されていますか?

大里様:各担当者によって利用する頻度は変わってきますが、修理記録や車検対応、新車・廃車の登録などで利用する機会はかなり多いです。

ー頻度高くお使い頂いているとのことで、非常に良かったです。実際にお使い頂いている社員の方のご感想などはありますか??

大里様:従来の管理方法が紙であったので、システムに置き換わることで不安を感じていた社員もいたのですが、各営業所間で同じタイミングで同一データを見ることができるので、車両管理の相談が各段にしやすくなったという声が聞かれるようになりました。離れた拠点同士でも、同じ画面を見ながら電話で相談できるというのは良いですね。また、導入前は本社でしか確認できない情報もあり、各営業所からの問い合わせも多かったんですが、時間・場所問わず車両データを確認できるようになったので、管理工数も削減することができました。

ー実際に業務の効率化に繋がっているとのこと、非常に嬉しいです。工数削減の結果、社内の業務に変化は見られましたか?

大里様:今までは、データを入れたり探したりするだけで手一杯になっていたのですが、トラッカーズマネージャーに蓄積しているデータを活用することができるようになりました。

ーデータの活用と言いますと…?

大里様:車両の修理記録を使って、修理費用の平均値を出したりなど、今後の車両の活用につながるような分析ができるようになりました。また、弊社では太陽光パネルを使ってCO2の削減を目指す実証実験に参加しているのですが、もし燃料費などのデータ管理を紙のまま続けていたら、この実験に参加できなかったんじゃないかなと思います(笑)

ー面白い実験ですね。具体的にどのようなことをされていらっしゃるのでしょうか?

大里様:産業技術総合開発機構(NEDO)の受託事業になるのですが、株式会社システック様が進める実証実験で、車両の上部に薄型の太陽光パネルを貼り付け、発電した電力で車両のバッテリーを充電し、オルタネーターの負担軽減と、燃料の使用量削減やCO2排出量削減を行う取り組みです。実験では最大10%の燃費改善と、CO2排出削減を目標にしています。弊社では5台の車両に太陽光パネルを設置しています。走行する地域や輸送の形態、稼働する時間帯などの因果関係を含め、色々なデータを取っています。トラッカーズマネージャー導入時は燃料をシステム管理する予定はなかったのですが、この実験を行うにあたって、日々の燃料費や走行距離をまとめて管理する必要が出てきたので、実験開始と並行して燃費関係の入力もはじめました。しっかりとデータを蓄積して可視化することで、この実験によって、燃費削減が行えているという効果測定も行えるようになりました。

ーありがとうございます。そのような実証実験にも寄与できているというお話をお伺いでき、弊社としても嬉しい限りです。

運送会社の声を取り入れながら日々成長していくシステム


ートラッカーズマネージャーを同業の運送会社に勧めるとしたら、どんな会社にお勧めしますか?

大里様:車両台数が多い運送会社にはぜひ使ってほしいです。運転者台帳や車両台帳など、ドライバーや車両にまつわる情報を楽に一元管理できるので、業務負担が減ると思います。また、ユーザーの声を反映させながら日々成長しているシステムだからこそ、自信を持ってお勧めできますね。

ーこれからも皆様のご要望を吸収しつつ進化させていきますね。現時点で、トラッカーズマネージャーの満足度は100点満点で何点ですか?

大里様:さらに良くなっていくシステムだということも見込んで100点です!今後は、種類の多いタイヤの管理ができるようになったり、使わない項目にマスクをかける機能が増えてくれたらもっと良いシステムになると思っています。

ーまだまだトラッカーズマネージャーを磨く余地は十二分にありそうですね(笑)
本日はお忙しいところありがとうございました。

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