
2023年4月よりトラッカーズマネージャーの監査対応プランと損益レポート機能までご利用いただいている株式会社寺田組運輸。(以下、寺田組運輸)ご利用を開始してから社内にどのような変化があったのか、小川様と堤様にお話を伺いました。
【お話を伺った方】
株式会社寺田組運輸
統括部長 小川様
堤様
車両台数:51台(インタビュー時点)
ご利用プラン:監査対応プラン(損益レポートオプション)
【目的】
・課題が山積みであった車両管理体制を整え、データを蓄積していくため
・蓄積したデータをドライバーの査定など、施策に活かしていくため
【導入効果】
・車両ごとの車検期限が可視化できるようになり、管理がしやすく
・車検が切れる前にアラートが飛ぶようになったことで、車検切れを防げるように
目次
トラッカーズマネージャーで蓄積したデータをドライバーの査定に活かしたい
ー本日はよろしくお願いします。まず御社の事業内容について教えてください。
小川様:当社は、創業者の義兄が経営していた建設会社「株式会社寺田組」の資材運搬を目的に、昭和50年に設立されました。現在も建築資材や鋼材の配送を主な業務としています。
ートラッカーズマネージャーをご導入されてから約2年弱経ちましたが、ご活用状況はいかがでしょうか。
小川様:データ管理が主な用途ですね。燃料費や高速料金、修繕費などのデータは、随時トラッカーズマネージャーに入力するようにしています。導入初期は蓄積したデータを活用して新たな施策を実行するという次のアクションに進めていなかったのですが、データも溜まってきたので、ドライバーのボーナス査定などに活かしていきたいと考えています。
ードライバーのボーナス査定というと、具体的にデータをどのように活かしていくイメージでしょうか?
小川様:給油代などのコストや走行距離データを蓄積し、燃費が良いドライバーのボーナス査定に反映させていきたいと考えています。会社のために、コストを意識して稼働してくれているドライバーのために常々やりたいと思っていたので。
ーボーナス査定に必要な情報が定量的に測れるので、より活用しやすくなりますね!
トラッカーズマネージャー導入以前はどのように車両の管理を行っていたのでしょうか。
小川様:紙で管理をしていましたが、正直に言うとトラッカーズマネージャーを導入するまでは満足のいく車両管理はできていませんでした。車検が切れるタイミングを把握しきれていない、修理や整備履歴もきちんと残せていない、車両ごとのコストも把握できていなかったりなど。弊社の髙山が社長に代わって以降、車両管理のあり方にメスを入れることになり、トラッカーズマネージャーを導入することになりました。
ー管理体制が整っていないとのことでしたが、巡回指導についてはいかがでしたでしょうか?
小川様:巡回指導は管理体制を整備しきった後だったので、なんとか乗り切ったというような感じでした(笑)
ー紙ベースでの管理は、工数もかかって本当に大変だという話はよく他の運送会社様からもお聞きします。修理履歴や明細はどのように管理されていたのでしょうか?
小川様:すべて紙で管理をしていました。過去の修理内容を確認したいときは、修正の請求明細書を1枚ずつ引っ張りだして内容を確認するしかなかったですね。
ー車両管理システムを導入するにあたって他のシステムも比較検討されていたかと思うのですが、トラッカーズマネージャー導入の決め手を教えてください。
小川様:実は車両管理をできるシステムがあることを知らなかったんです(笑)弊社の社員からトラッカーズマネージャーを紹介してもらって、特に比較検討しているシステムもなかったのでそのまま導入を決めました。
ー車両管理システムの知識はほとんどないままご導入されたとのことで不安な点も多々あったかと思いますが、弊社のサポ―ト体制はいかがでしたか?
小川様:定期的に打ち合わせをしてもらったり、疑問点にも電話やメールですぐに答えてもらったりしていたので、その点は満足しています。ただ、欲を言えばもっと強制力があったらよかったとは思いますね。
ー強制力というと…?
小川様:トラッカーズマネージャー導入以前の管理方法を変える事に抵抗のあるメンバーもいるので、定着を促すための強制力があればよいというか….
ー定着を促すような強制力でいうと、例えばデータ入力を弊社が代行するといったことですかね…?
小川様:データ入力代行というよりも、この情報をこの日までにシステムに入力しておいてね、といった強制力ですね(笑)時間があるときにトラッカーズマネージャーのこの部分をいじれば良いかなくらいの感覚があったので、使わずに流れてしまうこともありました。もう少し強制力があれば、社内でもっと活用が浸透していたんじゃないかなと思います。
車両1台あたりにかかるコストを細かく把握でき、車両売却判断に活かせそう
ートラッカーズマネージャーの導入で、管理体制に変化は見られましたか?
堤様:システムに細かく情報を入力することで、タイヤの交換時期や車検の時期などこれまで見えなかったものが可視化されたことは良かったです。
ー以前は車検の期限管理が大変だったという声もありましたが、楽になったのでしょうか?
堤様:そうですね。車検の時期が近づくとメールが届くようになっているので、以前よりも細かく確認できるようになったと感じています。以前は車両1台ごとに点検漏れがないかを丁寧に1台1台確認していたので…
ートラッカーズマネージャーを使っていて良かったと感じる部分はありますか?トラッカーズマネージャーを日々ご利用されている中で、「ここが良かった!」などがあれば教えて頂きたいです。
堤様:車両コストを細かく把握できるようになったことですね。導入前も全体的なコストはざっくり把握はしていたのですが、より細かくみれるようになったなと感じています。例えば、1台あたりにかかる車両コストが一目瞭然なので、車両売却時期の見立ても立てやすくなり、予算立てもしやすくなりそうだなと。
ーこれからも引き続きサポートさせていただきますが、データの活用にドライブがかかるよう強制力がかかるようなサポートをしていきますね(笑)
車両管理はもちろん、蓄積したデータを活かしていきたい運送会社におすすめ
ートラッカーズマネージャーを同業の運送会社に勧めるとしたら、どのような会社にお勧めしますか?
小川様:車両データを入力したままで活用しきれていない会社にお勧めしたいですね。システムにデータを入力するという作業はどうしても必要にはなりますが、オプションでデータ入力代行もあるのでどんな会社でも導入はしやすいんじゃないかなと。車両管理の点では非常に優秀だと思うので、パソコンがある程度使える会社様であれば導入を勧めたいです。
ートラッカーズマネージャーの満足度は100点満点中何点ですか?
堤様:期待値も込めて70点くらいですね。入力がより楽になったら良いなと思っているので、理想と申し上げると請求書をスキャンした時点である程度のデータ入力ができるようになってくれたら嬉しいです。人件費や売上、ETC情報などをアップロードした際に、合計金額が画面表示されるともっと効率的になりそうなので(笑)
小川様:私自身が使いこなせれば100点満点ですね。車両が50〜60台ほどあるので、燃料会社からのデータを加工して登録することに課題を感じているところです。システム自体への不満は正直ないのですが、他の業務に忙殺されてしまい、なかなか使い倒すための時間を確保できていないところがあり、、、自戒も込めて今後はもっと使いこなしていきたいと思っています。
ーデータ入力が少しでも楽にできるように引き続き開発を進めて参ります!本日はお忙しい中ありがとうございました!